ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:まさお~まさお~

2014年08月28日 by おかぴ

こんばんは、お疲れ様です。

まさお~

と、まさお待ち中の私。(のら猫ちゃん)

と言いますのも、るんるんを歴代、るんるんを縄張りにしてきた子たちは、譲渡やリターンで

通りすがりだった、まさおくらいになっていたんですね。

てか、たぶんオスです!(笑)

子ども連れていたことないし、大きかったんで。うん。

 

しかし、昨日、はまださんから何気に、まさおが最近、やせひんぼけちょる。と聞いて

あわてて全員確認。

いのまたさんも、はい、まさおくん最近やせてますよね。

わっきーも、何か痩せました。

店長ももちろん知っていましたが

私の車の下でのーんびりしてたり、ゴミ荒らしたり、日向ぼっこしてたりと自由にやっていまして、いつも、まさお~♪くらいで通り過ぎてたから

今日、きちんとまさおを見て、びっくり。

まじやせ。やせひんぼけ。

 

こりゃいかんと、店長が藤井院長の所へ、チビをワクチンへ行く予定だったので

「どうしても、食事をとらせたいから、まず去勢をお願いできないか聞いて来て。とにかく痩せたし、エイズでも白血病でもなんでも病気が発病したとか、ただ食べる物がないとか、市民の森では勝ち目がないとか分からないけど、食事をとらせたいからって。」

私のどうしても譲れない鉄則は、まず不妊去勢をしてから、食事を与える。で

もちろん院長先生は、早い方がいい。そして快く、親身になって話を聞いてくださったそうで。

捕獲器のままでも、今まで通りに連れて来てもらって、痩せていてオペができるかは見て、院長が手隙の際にオペをしてくださるそうです。

よかった・・・・。

ありがとうございます、院長。

 

で。何を待っているかと言うと、もちろんまさおの野郎なのですが・・・

捕獲器を仕掛けて、一番においの強い今までまさおが産まれて食べた事も嗅いだこともない、スペシャルなムースの缶詰をセットして、ガシャン!!ガコガコ!という音が聞こえるのを待っている所です。(笑)

夜中かな(笑)

いや、夕方、私の駐車場にいたんですけどね~。だからそそくさセットしたんですが~。

ま、いっか。とりあえず、知らない子、入らんでね(笑)たまにいるんです・・・歴代。玉とられて二度と来ない通りすがりのジェントルメン(笑)

 

さて。

私が細々と続けてきた事の一つに

T:トラップ(捕獲器で捕獲して)
N:不妊手術(ニューターにして)
R:リリース:リターン(元の場所に戻す)

という、トラップニューターリターンがあります。あまりリターンはしてないんですけど(笑)

地域猫活動ご存じの方はご存知かもしれませんが

地域猫について

地域猫とは、飼い主のいない屋外で生活する猫に、

 
1. TNR(Trap: 捕獲、 Neuter: 不妊(避妊)去勢、Release: 元の場所にもどす) を行った上で
2. エサや水を決まった場所で与え、片付けも行い
3. 糞の掃除を行い
4. 固体識別を行った上で、健康管理を行う

活動のことです。
無責任にエサをあげることは、地域猫活動ではありません。エサをあげるだけの行為は、猫の数を増やし不幸な命を増やすことにつながります。また、食べ残したエサを放置すると、虫やネズミなどが寄って来て大変不衛生です。
更に、無責任なエサやりをする事により、一生懸命地域猫の活動をしている人達も同じ様に見られ、活動の継続が難しくなります。

野良猫に対する苦情

・糞尿のにおい
・ゴミや庭を荒らす
・発情期に不快な鳴き声を発する
・猫同士のケンカ など
猫の数が多くなければ、例え上記の様な行動があっても近隣住民はあまり気にならないことでしょう。しかし、猫は多産な動物で、年に3回程度発情するため野良猫の数が増えてしまい、結果近隣住民にとっては邪魔者以外の何者でもなくなってしまいます。これにより、猫にとって住みにくい社会となります。 野良猫問題>>しかし、地域猫制度を導入する事により、野良猫の数の安定化を図りつつ、人間が不快に感じる猫の行動を大幅に低減させる事が可能です。

詳しくは「TNRとは」のページをご覧ください>>

日本では、殺処分される猫の約80%が子猫です。つまり、望まれずに産まれた為に、保健所に持ち込まれる子猫が大半を占めているのです。

「地域猫」は現時点で、不妊(避妊)去勢手術の利点や猫の習性を考慮した、野良猫問題に対する最も人道的で最善の対処法といえます。
 



地域猫の資金について
地域猫制度を導入するにあたり、多くの人がぶつかる壁は「資金」だと思います。地域猫活動の不可欠な柱の一つに不妊(避妊)去勢がありますが、もし個人が一人で手術費用を負担するとなると、(裕福な人には問題ないかもしれませんが)通常はひとりの人には大変大きな負担となります。
現在、地域猫制度を導入している地域では、カンパを募ったり、バザーを行ったりして資金をまかなっているところも多くあります。
その副産物として、それまであまりコミュニケーションのなかった地域でも、バザーなどを通して地域住民との行き来が増え、コミュニケーションが深まったという声もよく聞かれます。
また、活動を理解し協力してくれる動物病院もあります。野良猫の手術と費用について、地域の動物病院に問い合わせてみてください。
更に、野良猫の不妊(避妊)去勢に助成金を出している自治体や団体もありますので、問い合わせてみるのもひとつでしょう。(ただし、自治体の助成金の多くはなぜか「獣医師会に所属している動物病院でのみ適応される」という条件がついていることが非常に多くあります。この様な病院では、ほとんどのケースで手術代自体が高額に設定されているため、助成金をもらってもあまり助けになりません。むしろ、協力的な動物病院で手術をした方が安い場合が場合があります。なぜこの様な「癒着」または「独占」的な事が許されるのか、大変疑問です。)

地域猫の生みの親、黒澤泰さんは著書

「地域猫」のすすめ—野良猫と上手につきあう方法 の中で、「私の理想を言うと、地域猫については動物愛護センターの様な公的施設で、不妊去勢手術を安価にできるシステムにしてほしい。」とおっしゃっています。私も全くその通りだと思います。
現在、日本では殺処分に多額の税金(数十~数百億と言われている)をつぎ込んでいますが、長い目で見れば持ち込まれる動物を未然に防ぐ事(行き場のない犬や猫を生ませない)にお金を使う方が、人道的かつ賢い投資なのではないでしょうか。
しかし現時点では、この公的施設での不妊(避妊)去勢手術は、保健所の獣医師のスキル不足や、利益を守ろうとする獣医師会や個人の獣医師の圧力により実現が難しいのが現実です。本来動物を助けるべき立場にある獣医師が障害となっているとは、何とも皮肉な事です。
 


 
手術済みの印「耳カット」「ピアス」について
不妊(避妊)去勢済みの猫は識別の為、片耳の先端をV字またはまっすぐカットする「耳カット」を行ったり、ピアスをつけます。アイドル猫はっちゃんの、あの耳カットです。
私は「右耳のVカット」を強くお勧めします。

  • ピアスよりもカットを
「かわいそう」「見た目が悪い」という理由で耳カットをしない人がいます。しかし、ピアスは取れる事が多々あります。一旦取れてしまうと未手術をみなされ、また捕獲され、病院に連れて行かれ麻酔をかけられる危険性があります。ひとつのエリアで複数の人がTNRを行っている場合があります。
オスは手術済みかどうか、触ったり見たりして判別できますが、メスはお腹を開けて中を探ってみないと手術済みかどうか分かりません。また捕獲され、麻酔をかけられるリスクを考えれば、耳カットをする事が猫に取って一番安全な方法です。
* まっすぐなカットよりもVカットを
Vカットはまっすぐなカットよりも、明らかに人為的にカットされているのが分かり、判別がより容易で確実です。まっすぐなカットだと、ケンカなどで出来た耳のケガをカットと見誤ってしまう危険性もあります。

  • カットは右耳に
これは右耳カットが主流だからです。左耳だと右耳に集中するあまり見落としたり、念の為にまた捕獲して確認をしなければならないケースが多々あります。もしその地域で左耳カットが浸透して、既にほとんどの猫が左耳カットされている場合は別ですが、もしこれからされる事を考えているのであれば、右耳で統一された方がより安全だと思います。
耳カットは手術中、麻酔がきいている状態で行うので、痛みはありません
人間の都合を優先させるのではなく、本当に何が猫にとって良いのかを考えてください。
私の猫(元野良)もV字に耳カットしていますが、本人は全く気にしていません。また、私も初めは正直少し違和感がありましたが、今となってはVカットがチャームポイントにすら感じます。



海外の野良猫活動
欧米では、「地域猫活動」という特別な呼び名はなく、「TNR活動」自体に猫の管理も含まれます。コロニー(群れ)の管理は「Caretaker ケアテイカー」または「Caregiver ケアギバー」と呼ばれる世話人が行います。
現在ではTNR活動は特にアメリカで広く行われ、多くの成功例を上げています。 
TNR成功例>>アメリカの野良猫の権利擁護団体

「Alley Cat Allies」は、年間約450万ドル(約4.5億円)もの資金(全て一般市民からの寄付による)を使い、TNRはもちろんのこと、政府への働きかけや、各地でワークショップの開催低額不妊去勢手術を提供するクリニックの開設、そして一般市民への教育活動に力を注いでいます。ワークショップでは、TNR経験者が捕獲の方法を教えたり、気難しい近隣住民への説明や説得方法のテクニックを教えます。更に、インターネットのコミュニティーを使って、情報交換を行ったり近くに住む活動家を結びつけています。 



前出の地域猫発案者である黒澤さんは、著書の中で「(地域猫活動は)良い点ばかりが目につくが、あえて欠点を挙げるとすると、結果が出るまでに時間がかかることだろう。必ず誰もが納得のいく結果が出るのだから、そんなに慌てなくてもいいと思うのは私だけだろうか。」とおっしゃっています。
皆さんも、どうぞ焦らず頑張ってください。必ず効果は現れます。
 

おすすめの本

「地域猫」のすすめ—野良猫と上手につきあう方法 
元磯子区の保健所職員として活動し、地域猫の発案者である黒澤泰さんの著書。
実際に活動して来た人だからこそわかる野良猫問題の本質や、地域猫の必要性/有用性を説いています。また、行政の職員だからこそ見えている部分もたくさんあります。
地域猫について知りたい人、始めたいと思っている人はもちろん、既に地域猫活動をしているけどなかなか上手くいかない人は必見!たくさんアイデアがつまってます。そして、私にも出来るのでは!?という勇気をもらえます!
 

 

と、今、サクッとコピペしたものなのですが、私はアメリカでは成功例は少ないとも聞いたこともありますし、日本でも自治体の協力がなければ、大きなことは個人ではとてもとても・・・。

 

私は、目に写った子、手の中に入った子には何とかできる。大きなことはできないけれど。

私は、うわーこれはどうしようという子が現れた時に、死ぬと思った子がたくさん生き延びてここにいますが

そうなった場合は、できるできないかじゃないんです、やるかやらないか。

だから、まさおを待ってます。

まさおは、リターンして、うちをまたなわばりにするようであれば、お世話をしていきます。

オス同士の喧嘩も減り、メスを追いかけたり、喧嘩が原因などで、道路を突っ切る必要もなくなるだろうしね。

 

まさおは、ハートにしてもらおうかな(^-^)

7

こうやって、V字にカットしてあるこや、先をまっすぐカットしてある子

9

ピアスを付けている子

この子達は、不妊や去勢が済んでいますから。という印だそうです。

麻酔中にしますから、痛くもねぇ。

うちの駐車場でまさおを見かけたら、あら、ハートのお耳の猫ちゃんだわ、まさおくんだわ。と思ってもらえるかもしれませんね。(笑)

まさおの写真がないんですけど(笑)サバトラの子です。んーと、シルバーに黒の柄、要するになんか、魚のサバみたいな(笑)

ま、いずれご紹介します(笑)

 

まだの様子・・・今日はこんかな~寝る前にみてみるか。

 

まさお、無事にオペや怪我があれば治療が終わったら「ノラネコ」じゃなくて「自由猫」として生きて行ってもらいます。

 

ただ、私は、減らしたいだけ。

無意味に生まれてくる命はないと思うから。生まれる事って奇跡なのに。

自由猫が増えて

処分される猫が減って。

 

院長先生!転院でお忙しいと思いますが、それまでには必ずーまさお連れて行きますーーー!

よろしくお願い致します!

でわ(^-^)

おーいまだかーぁー

 

追記:ぴあのちゃん、元気な日