ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:パピヨンとチワワだよ。

2014年12月05日 by おかぴ

こんにちは、お疲れ様です。

明日、6日(土曜日)、パピヨンの男の子(白黒)、ロンチの男の子と女の子の兄妹が来ますよ(^_^)

12月20日前後は、ポメラニアンの男の子(クリーム)の兄弟の到着を予定しています。

どうぞよろしくお願い致します。

 

もうこれ以上、犬も猫も飼う事はないのですが。

飼いたくなるだろうとすれば、パピヨンかマルチーズだと思います。(まだ憧れの犬ありますけど、いうだけムダだからいいや(笑))

 

明日来るこの坊や、楽しみにしています(^_^)

 

はじめて犬を飼いたいんですが。のご相談は一年を通して多いのですが。この犬種を!というのが無い方です。

最初から、決めてらっしゃる方もいますが。

だいたい、「チワワ」をおススメします。

チワワ一匹飼えなかったら、経済的にも体力的にも何もかも的にも・・・と、もともこもない事を言いそうになるんですが(笑)

先日は、チワワかフレンチ。と伺って(笑)

ああ、なるほど、この方はそこからか。

本来はここから、犬種選びと、飼い主希望の方のライフスタイルからの検証なんです。

ま、それが楽しいし、その話の中で信頼関係ができたりするんですけどね。

 

単純にバカの一つ覚えで、チワワをチワワをと言っているわけではなく、話の中で、小さい犬、吠えない犬、お金のかからない犬、がだいたいのご希望だったりします。

私も、その方々のライフスタイルなどにあった犬の話をしないと、こんなはずじゃなかった!とか、犬が不幸になる結果になるので。

だったら、チワワはこんな飼育になりますよ。になるんですよね、目の前にもいますし。

そう。まず、チワワは小さい。軽い。

目ですよ、目。くるっくるの目でウルウル見つめて、単純にかわいい!毛色のバリエーションも豊か。

スムースなんて、未知の生物?(笑)

片手で抱けて。大きくても10キロのチワワなんていません(笑)

欧米では、お年寄りの飼う犬だと先生から聞いたことがあります。ベットの中に入り、温める役割とか、小さい体にしては外敵には勇敢であるとか。

そして、チワワは小さいから、食べる量、飲む量、排泄の量、が少ない。消耗品が少なくて済む。

手入れの簡単な犬で、トリミングやホテル料金も一番安い。毛は抜けるが小さいからたかが知れている。

用品も、いちばん小さな首輪を選び、小さな服を選べばいし、だから安く済む。

医療費も、薬が安く済む(だいたい体重分だったりするから)、オペ代が安い(内容にもよるけど)

お散歩も、ほんとにお散歩でよい。ひき運動などが必要な犬ではない。

など

と、現代犬事情に合う犬だからでしょうね。まぁ超小型犬全般にはなりますが。

店長もチワワ2飼い、私も実はチワワが4いますから・・・今、話してたんですけど。

チワワってなんやろ??

「楽」

で終わりました。(笑)

店長は、うちの親はチワワ以外飼えないです。と。うん、そうやわ~。うん、うん。と

 

なんとまぁ、はじめての方にご説明するにあたって、長たちがアホな事を。ちゃんとご説明はしておりますので(笑)

事実、チワワは最も、大きく現代人という者に適しているような犬ですが

だからこそ、厳しく、だからこそ、詳しくお話しせねばなりません。

 

ところで、うちのばんび(パピヨン)が、3月で16歳を迎えられそうです。(あ、超元気ですよ(笑)毎月の検診に通いつつ、腎臓、肝臓のケアはしていますが)

で、明日来るパピヨンの子の事を考えていて

チワワもそうだけれど、目線を変えれば、パピヨンも初心者の方も飼育して、一緒に暮らして楽しい!と思える犬の1つだと思っていました。

私の見解で、ばんびや子ども達、これまで出会ったパピヨンたち、私の嗜好が入ってます(笑)

まず、容姿が美しい。毛色と柄が美しい。体のバランスが美しい。コートが美しい(そして長いから好き(笑))。

私は、本来はトライカラーが好きです。でも、白赤(ホワイト&レッド)にはめっぽう弱い・・・(ばんびがそうだし、ばんびが産んできた子も、白赤ばっか・・・もちろんトライの子と交配しても(笑))

そして、よく言われるように、賢いです。頭がいい犬です。聞き分けは一番いいです。我が家で。

よく言葉を覚え、しぐさを覚え、先読みができます。

ばんびは耳がほとんど聞こえなくなりましたが、若いころは、舌うちにでさえ(笑)

華奢な体をしています。あまり大食漢ではありませんね。パピヨンでとんでもないデブとかはいません。(飼育を間違えまくってなければ)

華奢ですが、骨格や筋肉はしっかりしていて、大胆に派手に騒ぐ事はあっても冷静な犬だと思います。(我を忘れて本能で大ゲンカで血みどろ騒ぎとか?(笑)はない)

体が丈夫。丈夫な犬です。寒さにも暑さにも適応できる犬だし、骨格からしても体に負担のないスタイルになっていると思う。

けたたましく吠えまくる子も少ないです。んー、あまり吠えない犬に入るんじゃないかな。

そして、甘えは他の犬たちと同様に、見事(^_^)他人にも、人懐こく、すきすきすきすきをします。

でも、自己主張というか、私は私!と言う所があるので、しっかり飼い主としてわがままな子にならないように努めてもらいたいです。

私がパピヨンに魅力を感じているのは、やはり、一緒にいて楽しい犬、分かりあえる犬だからかなぁ、ばんびのせいですけどね。

 

そもそも。社長って何匹犬猫飼ってんの?飼ってたわけ?かもしれないんで。(笑)ま、おいおい証明写真は乗せるとして、生きてるのは、犬10、猫10の20名です(^^)/

もちろん、スタッフ、家族、みんなの愛情、協力あって、20名幸せな毎日をさせてもらっております(^-^)

その犬の頂点は、ばんび

その猫の頂点は、まみこ

です(^-^)

これがまたいつもおもしろいなぁ~(^-^)と思うのは、犬のリーダーというのは分かると思うんですけど、従える、上に立つ部分ができるというか。

猫のリーダーっていうか、まぁ、リーダーみたいに思える部分って、全員が全員まーたんが大好き、すきすぎ、大好きすぎ。

まーたんは、みんなからすればママなのかなぁって思います。保護したのが、かれこれ6年前の今ぐらいの時期の寒い時で、他の子が食事をとっているのを後ろの方にいて、待っていたんです。見ていたというか。自分は食べない時もありました。

だから、マミーから、まみこって名前にしたんですよね。

血のつながりは分かりませんが、ノラちゃんだったので。猫は、群れるというより仲良し。なのかな。

 

O

寿命がくる日まで、一日一日、ばんびが今日もよかったって思える日々がいいですね。(あ、後ろは亡霊ではなく、猫のかんのです(笑))

O

最近は引退したので、夕方はこうしてみんなが帰ってくるのを必ず待ってます。

パピヨンという犬自体が、あまり表に出しませんが、1人は嫌いなようです。猫たちがいるからまだいいようです。

私たち同期は、もうばんびと、和田さんのなごみちゃんになってしまいました。

でも、ばんびは、なぜだか!なぜだか!音頭とよく遊ぶ!(笑)しかも、だいたい決まった22時ごろ(笑)

でもでも・・・2人を見てふとせつなくなります。

ばんびが音頭と逆の犬生だったら。と。ばんびの昔話の一部をさせてください。

 

私はペット業界では、ばんびとなごみちゃん、ぱいんの後輩になります。1999年生まれの3人の。2000年生まれのよっちゃんとかんなの同期です。

私がペーペーの頃には、ばんびは店ではもう一目置かれている存在でした。店の社長のお気に入りのばんびだったからじゃないかなと思います。先輩たちにも可愛がられていました。

ずっとペットショップのショーケースで、ばんびとなごみちゃんとよっちゃんは、大きくなっていました。

その頃には、ばんびは、人に媚を売る事を覚えていました。はじめ、なんって可愛い子だと思いましたが、ばんびを知るにつれ、それが処世術のように見えてきました。

なごみちゃんはそれはとても苦手で、よっちゃんはばんびとなごみちゃんに可愛がられていましたが、3人ともどこか陰のある子に思えました。決して粗末にされていた訳ではありませんが、あの頃、和田さんがいなければ、3人の犬生と私の人生も全く違うものだったと思います。この子達の話をする、ペットショップるんるんの話をする時に、この人の名前が出ない事はありません。

和田さんは繁殖犬全員を誰よりも、目立つことなく大切に思い接しているのを見て、働きぶりをみて、仕事は和田さんが先輩、年は私が上でしたが、尊敬と信頼を持つようになり、私の仕事のトリマーの礎を作ってくれました。

それから、ばんびたちは、子供を産むようになり、繁殖所と地下室とを行ったり来たりの生活になりました。それでも、若く、制限もあり、多くをしてやる事は出来なかった、あの頃の私たちで出来る精いっぱいの事、愛情を注ぎました。

始めは、ばんび、なごみ、よっと、ぱいん、かんなで始まった繁殖業も、瞬く間に犬が増えていき、はっきり言って入れるケージもなくなっていくはめに。よくある話です。そして数を増やし過ぎると必ず失敗する。私たち従業員の心が折れる。精いっぱいの事をしますが、他にも鬼のように仕事があり、残業もあり、しかし、この子達のために!と、最後は

ひたすら「繁殖引退を待ちながら」仕事をしました。引退したら、金を出してもいいから連れて帰れるよう言えるくらいまでになる。と

ばんびは、なごみちゃんとツートップだったと思います。よくもめてました(^_^;)でも、なごみちゃんも実際ばんびを認めていたし、ばんびもなごみちゃんを認めていました。でもなごみちゃんは、あの数の犬達の上に立つ性格ではありませんでした。よっちゃんは、ばんびとなごみちゃんに守られて育ちましたが、この3人の体と心の強さは群を抜いていました。

もし、ばんびが社長の一番最初の犬で、先輩たちからも依怙贔屓なんかされず、扱いも性質も合わさることなく、結果リーダー的存在なんかにならずに生きられることができたら。音頭だったら。と、あと少しの犬生を思うとそんなことをふと考えたりします。(ま、おんちゃんとばんびを比べたらそりゃ切なくなるけどな)

ばんびは、一番さみしがり屋です。本当は一番甘えたい子です。本当はひとりっこになった方が幸せだったのかもしれないね、特にばんびが一番。

やっと、引退が近づき、和田さんがなごみちゃんを連れて帰ります。と切り出し、OKがでました。

でも、あとで考えたら、私たちが連れて帰る事により、店ではやらない、ワクチンは私たちが打つようになるし、フィラリアもフロントラインも、この3つの予防は店はしなくてよくなる、エサ代も場所も人も、交配料と繁殖時に使う経費以外、他の経費は私たちがやる。ヒートが来たら連れて行く約束。

こんなにおいしいことってないよな。と思いましたが、それでも連れて帰りたかったです。ペット可にも引っ越しました。

引退を順々にしていき、私は辞める準備をはじめ、ぱいんとかんなをどうしても置いて行けず、悩みに悩んで

コーギーとバセットでしたから、アパートではムリ。

宮崎に帰る事を決めました。それでペットショップるんるんがあります。スタートは私と和田さんとうちの姉でした。

一番最初の、ばんび、なごみ、よっと、ぱいん、かんな、るんるん(やめる直前にやってきた奇形児(笑)るんるん)、ブリーダーさんが売れ残ってしまったから岡さんよかったら、とゆずってもらったアメショーのきゅーちゃん。

で、帰ってきました。

これもトラウマというやつです。かんなとぱいんを羽田に店から直接、ペットタクシーで向かうため、最後地下室に2人を迎えに行った時に私たちを見ていた他の現役の子達の顔が、今でも焼き付いていて、最悪です。和田さんとはこの話はしないようにしようと言っていました。ばんびの子どもの社長が残したアンちゃんはまだ生きてるかな・・・。なんて・・・。

生まれてもうすぐ16年、今が一番楽しいと思ってくれているといいな。

人の顔をうかがう事ももういらないし、媚びへつらわなくていいし、強くあろうとしなくていいし、孤独に耐えなくてもいい、人の前では控えめにふるまわなくていい、

あと、少しの犬生を、もっともっと今以上「自由」に、やりたい放題やってほしいなと思ってます(^_^)ま、もう全然若い時より大丈夫ですけど、うっすら見える昔の影が消えてくれると信じてます。

もっと甘えさせてあげなきゃだなぁ~。気が付けば目が合うのに。うん。

ま、ばんび、私より元気ですよ、23時くらいまでは、チョロチョロしている換算80歳です(^-^)

Oこちらが、まーたん(^-^)

がっりがりで、すごい厳しい顔をして、本気で噛まれましたよ最初の頃は、あれは腫れて切開したね~(私が)(笑)

寒い時期が来たので、ホットマットの上でみんなでギウギウで寝てます(^-^)猫たちの部屋のホットマット数・・・

1畳が一枚、半畳1枚、ペット用のワイドが2枚(笑)エアコン、加湿器装備(^_^)

O

はなちゃんです。

ぴあのがいなくなって、本当につらくてさみしくてたまらなかったはなび。

私たちよりも、ぴあのロスになってしまい、死んだと分かってはいるものの、探すし、呼ぶし。

ぴあのを火葬し、最初の夜は、広い部屋の隅に行って寝たりと、私たちが悲しみ嘆くよりも、はなちゃんの心のケアをしなければと、今、みんなで、はなちゃんのお世話をがんばっています。

ぴあのの分まで。と。

何をするにもつまらなく、覇気がなく、消沈していたのですが

随分と明るくなってきましたが、さみしいようです。

はなちゃんが、院長から心の病にならないようにね・・・とアドバイスを頂いたので、新しいはなちゃんの「いつも通り」が出来上がるといいなと思っています。

 

みなさんも感じておられるかもしれませんが、

犬の長生きの秘訣みたいなものが、もしあるとすれば、物理的な事(医食住)と

「いつも通り」

かもしれないなと思っています。

 

ま、ばんびとまーたんなんて、一番上だから、次から次へと、犬や猫の、しもじもの者がやってくるたびに、いつも通りを作ってきた女ですからね(笑)なんか通じるか分からないけど、くそガキどもをうまくやってくれているのが彼女たちなはずです。

はー。うちの犬9か月と猫1歳のくそガキ、4名、走・弦・かな・かんの!2歳の壁を超えるまでがんばりまーす(笑)

でも、本当に犬や猫は、このくそガキたちで終わり。

もうムリ。20名を食べさせていく、医療を受けさせていく、住まわせる、楽しく生きてもらう。これが終わるまで、生きようと思います。

生きようと、思わせてくれている20名に感謝。

それでは(^_^)