ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:エリー

2014年12月19日 by おかぴ

こんばんは、おつかれさまです(^_^)

うちには、私が飼う、大きい犬の最後になる、エリーがいるんです。(しつこい?(笑))

2010年の3月25日に保護したから(店長が全員分きちんとファイリングしてくれてるんです)

もうすぐ5年になるんだねぇ。

スタッフ全員の愛情と甘やかしを受けて生活しておりますが(笑)

わっきーたちはたまに、旅にでてます(笑)しかも、ちょうどわっきーが必要なときに、わっきーわっきー!と探すと、エリーちゃんと出かけてまーすと・・・(^_^;)

O

今日、院長先生から、「輸血」の緊急のお願いを受けて

ちょうど、私もはなちゃんのトリミングが終わったところで、電話をもらった看護師さんに

「緊急ですか!どうしたらいいんですか!」と、なぜかあせりまくり(笑)

院長先生の所の愛犬「ななちゃん」の血液が合わなかったと。

最初、看護師さんも、「岡さんのエールちゃんを」と言うので、「は!!エールは死にました!」とか、たぶんお互い焦りまくり(^_^;)

エールはゴールデン。素晴らしい犬でした。

話がそれますが、エールが死んで、もし次に大きい子を飼うならば、「エリー」と名前を付けると決めていたんです。

 

で。この方がやってきました(笑)

エリーと言う顔をしていないだとか(._.)言われちゃったりなんかして実は傷ついた私・・・たぶんみんなに言ったら憤慨するであろう話。(笑)

それは、どうでもいいけど、店の前のセブンに昼ご飯を買いに行った時に、もう運命の出会いとでも言っておきます。

今、23キロありますが、11キロで体は傷だらけ、顔にも体にもダニ、まぁ、ぼっろぼろの放浪犬が

まじで、ひざの所にいたってか、来た?んですよね。

なぜ!なぜ!あの昼のセブンの人の中であたし?!(笑)運命とでもいっておきます・・・。昼のコンビニはたまに誰かから揚げでもくれるんでしょうかね。だからいたのかな。てか!セブン!香もセブン!場所悪くね!(笑)

首輪をつけていたので、とりあえず、周りの人に違いますか?違いますか?知りませんか?と言ってはみたものの、飼い犬ではないのは明らかだったので

店に、リードをもってこい!!と言って持ってこさせましたが、リードをつける必要もなく

ヨロヨロと普通に歩けませんでしたから、あ、これやばい!と

そのまま抱き上げて帰りました。よく覚えてます。

飢餓と脱水、怪我、院長先生からはあと何日かで動けなくなっていたはずだと聞き。ま、運命とでも言っておきます(笑)ギリギリセーフでしたね。

それから、1週間以上だったかな、自分で歩けず、抱っこしておしっこやうんちに連れて行ってました。

エリーも素晴らしい犬です。

やはり、影は見え隠れする部分もありますが・・・。

201003_6

 

201003_7

がっりがりでしょ。いつ見てもすげーな・・・。まじギリギリセーフだったね。

こうやって放浪なのか、遺棄なのか分かりませんが、たくさんの犬たち、もちろん猫たちも死んでいるんでしょう。

エリーは氷山の一角だったわけです。

 

そんなエリーが必要な子が、不幸すぎる事ですがいたんです。

ホテルルームでガリゴリひづめ噛んでた所を、慌てて連れて行きました。(いのまたさん曰く、あたしが散歩に連れて行くはずと勘違いして待ってたらしいです(^_^;)行ったのは病院・・・)

帰りに、院長先生が、エリーがすぐきたから、助かった!と思ったそうです、400ccは採れるっておっしゃってたし。

でもなんと、エリーの血液も合わなかったんです。

コーギーの子だと聞きました。

ななちゃんの血液が合わない事も、とても珍しい事だそうで

先生は必死に輸血をしてくれる子を探しておられました。基本大きい子です

20㎏オーバーの子を。輸血犬のシステムを調べられたら分かると思います。ぜひ。

そして、医大の金子先生がドーベルマンの子の血液を直接採って来てくれるとか

あとは、同じコーギーの子の血液でないとだめかもしれないと

輸血を快く引き受けてくれそうなコーギーの飼い主さんに連絡をしてらしたみたいですが、平日なので連絡がとれないようでした。

ぱいん(コーギー)がいたら・・・。と思いましたが、ぱいんも死んでしまって。ぱいんも一度、輸血を頼まれて1頭助けたんです。

うちも、大きい子はエリーしか残ってなくて・・・と、とてもそのコーギーちゃんに、申し訳ないというか、なんとか助かって欲しいと願って、エリーと帰ってきました。

 

動物には輸血のシステムはないので、病院で飼育されているわんちゃん、ねこちゃんを先生方は輸血犬、輸血猫として一緒に救命をしています。

 

私は、それこそ、死んだゴールデンのエールが、ガンだと分かった時、院長先生に

「エールちゃんのオペをするなら、まずはラブラドールくらいの子2頭分の血液が必要で、献血をしてくれる子探さなければならない」

と、お話があったし、そもそもオペはもうできる年や体力ではなかったし。残りの犬生は誰からも愛され、QOLを見事に成し得て天国へ行きました。(でも、エールがもしオペをすれば助かる若く体力のある子だったら、土下座してでも探し、お願いをし、血液を集めたかもしれませんね。)

だから、犬猫の輸血のシステムと現状を知っていたので

全く抵抗(抵抗ってまでじゃないけど)がない訳ではありませんよ、私も。つかビックリが先かな(笑)うおぉぉぉい!どうしたらいいんですかぁーーーー!みたいな(笑)

なので、エリーとすぐ向かいました。

 

だって、薬やオペよりも、まず血液が必要なんでしょ?

 

血液で助かるかもしれないんですその子。

 

現実、明日、うちの誰かに血液で助かる何かがあったって、それでエリーでダメなら、先生方も死力を尽くしてくださるでしょうが、あきらめるしかないです。

きのした先生からもあらかじめ、輸血が必要なときはご連絡させて頂いてよろしいでしょうか。とお約束があったし、院長先生も

エリーちゃんなら、岡さんなら。と頼って下さったんだと思います。

でも、その子の力になれなかった私たちも不運だと思いました。助かって欲しいと思って車飛ばしましたから。

エリーはペットですから(笑)輸血犬ではないのだけれど

私は、これまで本当に多くの、わんちゃんねこちゃんに助けられ、支えられて生きてきました。

だから、私の分身であるエリーの我慢と血液でその子たちを助けられて、その子がまた治って生きていけるなら

迷う必要もないと思ってます。

 

そのコーギーちゃんの飼い主さん、ご家族の気持ちや状況を想像すると・・・。何とか救命してもらえていたらいいな・・・。

 

困った時は、本当に飼い主さん同士で助け合ってほしい。うちのファミリーはそういう方ばかり。私も助けて頂いてばかり。

そして、私たちの事も頼って欲しい。そう思いました。

 

エリー本人は・・・院長先生にも超なれなれしく、たぶん中でもデレデレしてたはず・・・でも、閉所恐怖症と通路恐怖症がばれちゃいました(笑)病院でも、通路?かな、そこでビタッと動かなくなったそうです。(笑)

O車に乗る時は助手席。

ほんとはよくないんだけど、後ろがイヤでダメで・・・。

座高が私と変わらないので、病院とかの駐車場で2人で待ってると、他の飼い主さんが笑ってくれます(笑)

でわ。

追記。5年間、お友達募集中。引き続きお友達募集中。お心の広い大きなわんちゃん、一緒にドッグランいきませんか?(笑)