ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:慈しみの深さ、責任の重さ

2017年06月20日 by おかぴ

こんばんは。お疲れさまです。

ずっと書けずにいました。

たぶん憤りと怒りです。こんなものでは何も生まれないとわかっているのに。

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先日の日記でもうすでにぶちまけていた、茶とらの飼育放棄された二人です。

かわいいと飼った期間は8ヶ月。

あなたたちにとっては遊びでも、この子たちは一生背負い続け、あたしも新しい飼い主さんが決まらなければ、一生背負い続ける。

あたし、どんな子でも、かわいそうなんて思うことはないのに…かわいそうにって真っ先に思ってしまった事が、ずっと苦しくてたまりませんでした。

飼っていた人はあたしに引き渡すとき泣きました。

泣きたいのはこの子たちです。

並べられ比べられ…かわいそうでたまらないんです。苦しいです。

 

久しぶりにSTOP❗

浅い。

子犬子猫、寝てるだけでかわいい。よーく分かる。でも、もっともっと考えましょう。分からないことは何でも聞いて。

今、一応龍平も入れて16頭、譲渡という形で新しいご家族を待たせています。

次に繋げたい、山下代表やセンターの子を迎えたい焦りがあります。

でも、子猫が多く、いろんな事、意味でとても大変です。

先ほど、店長とはまださんに、より厳しく、より分かりやすく、より丁寧にお話をするよう指示しました。

そして、あたしたちがなんでこの子たちとがんばっているのかを伝えなさいと。伝える努力を怠るなと。

子猫子猫でにぎやか、華やか、かわいいかわいい。

値を付けぬ子猫の譲渡の難易度の低さ、しかし、そう易々とは渡さないですよ。

はっきりとした譲渡条件はないです。販売条件もですが。

あたしがいいか、だめか。

それだけです。

もちろん、猫を飼える住宅、完全室内飼いや、去勢手術、避妊手術をする、引き続き健康管理、食事管理をする、終生飼育、など

「当たり前」な事はあります。

しかし、当たり前にならないから、いつまでもいつまでもいつまでも!こんなことの繰り返し。

子猫はあたしの元にいる間に去勢や避妊ができないし。

あたしの子、スタッフたち、お店の子、ありとあらゆる子が今も昔もいます。

交通事故で下半身麻痺の香。前肢麻痺のラン、粉砕骨折で後肢成長骨をやられた大福、大きな手術を幾度と受けたボルト、もみちゃん。

保護するまで野良猫として過酷に生きたメンバー、臨月で助けてとやってきたメンバー、ちゃんとしたキャリーバックに入って捨てられ、収容期間に子を産んだこはく。

人の都合で、飼い主の浅はかさで飼育放棄された茶とらの子たち。

病と戦う子たち、乳飲み子、野良の子どもたち…

キリがない❗

なんで外に出す、なんで出すのに、出る可能性があるのに去勢や避妊をしない、なんで最後まで飼わない…

収容され、ガスにて窒息殺処分される何十万頭は、上記だ。

行政収容数以外、野良猫含めたらどれだけ死んでるのか。

うちのファミリーは、もうあたしのように憤りを覚えてらっしゃる。

みなさんにお願いがあります。

ぜひ、模範となって頂きたい。

知らない人に教えて頂きたい。

浅はかさで衝動的な人を止めてよく考えてもらうようお話して頂きたいです。

 

山下代表やセンターからお預かりしたい子が山ほどいる。ぜひ代表のブログ見て欲しい。

でも、また子猫くわえてあっちいったりこっちいったりの母子たちと、8頭か9頭くらい集まってる子たちがいる場所があるんです。

全くそこの方は悪くなくて、ただ、かなり女の子たち、子育てママたちの安全な縄張りになっているんだと思います。

雨風がしのげて、屋根がありカラスから子を守れる、強いオスや外敵がいないのだと。

おそらく女の子たちと、少し成長した子どもたちだと思います。この時期は特に男の子は単独行動ですから。

また産まれてしまう…。

ごめんなさい、決して赤ちゃんを産み育てることは悪くない、でも、あまりにも過酷すぎる。簡単に死なないで欲しい。

そこへ行って、TNR、または保護してきます。

いつも気にかけてくださってありがとう。

うちの子たちを家族にしてくれてありがとう。

命は、本当に大切だから。

うちらができること、協力し合えることで、死なずにすむ、傷つき病まずに、もういらないと捨てられずに済むなら、がんばらなきゃね。

だってペットショップるんるんですから(^ー^)